第28回青空学校東久留米教室

平成13年8月17,18,19日開催


・「授業」資料・
1.始めの言葉
 みんなおはよー!これからパンの授業を始めます。
今年のテーマは「パンだこりゃ!?」です。
2日目の実習ではみんなにパンを作ってもらいます。
そのためにもみんなにパンのことを少しでも知ってもらいたいので今から パンについて勉強します。
楽しく、わかりやすくするために一生懸命劇をやるのでみんなで勉強してください。

2.クイズ「世界のパン」 (担当:ゆりか・かおり)
 パン屋さんに行ったことある人〜?
 パンは世界中のいろんな国でその国の人々にあった味のものが作られています。 たとえば日本では「あんパン」が作られました。 そのパンを見て、食べて、どこの国のパンか?と、パンの名前を班で考えてください。
(この時、Aクラス→ゆりか、Bクラス→しょうこ、Cクラス→かおり、がそれぞれパンを配る。この時 地図にはる用の解答のパンの絵も配る)
”5〜10分のシンキングタイム”
*解答*→はやと、しょうこ地図を持つ。
かおり、ゆりかの司会でA−1から解答の絵を地図にはっていってもらう。 班長さんに答えを発表してもらって、答えを合わせる。この時正解の発表と共に舞台に設置してある パンの名前の紙を下ろす。このままC−2まで。)
では最後にもう一問クイズを出します。
 (ピタパンをだして)
このパンの名前は何でしょう?−−−−→少し待って
Ans:ピタパンです。

流れで

3.ピタパンの説明 担当:はやと&しょうこ
明日の実習でみんなが作るのがこのピタパンです。
ピタパンは中近東(イスラエル、サウジetc)で、作られたパンです。
(1/2にしたピタのポケットを見せながら)
この中に野菜や肉などを入れて食べるこの地方では一般的なパンです。 このピタパンはぺったんこ・・でもみんながさっき食べたパンはふっくら。 この違いはなんなのか見てみよー!


4.パンのふくらむ劇 
担当 司会:しょうこ グルテン:かずき イースト菌:はやと

始めにグルテン(カズキ)とイースト菌(はやと)はシーツの中に入っている。

司会 パンを焼くとふっくらとおいしそうにふくらみます。その時に大切な役目をする物に グルテンとイースト菌があります。 では、この二つがどんなことをしているのかパンの中を見てみましょう・・・。
 しょうこがシーツをバサッとめくる。
グルテン 僕はグルテン!小麦粉を水でこねた時にできるガムみたいな粘り気を持つタンパク質です。
イースト菌 僕はイースト菌!普段は目に見えないほど小さな生き物です。僕はパンがふくらむ時に 大活躍しまーす。
司会 イースト菌は小麦粉に混ぜておくと、パンの生地の中で増えるときに小麦粉の糖分を分解し、 炭酸ガスとアルコールに変えます。これを発酵といいます。


この時しょうこはせりふに合わせてうちわを使っていく。 (はやと、かずきは風船と心の準備)
司会 「パンの生地の中には粘り気のあるグルテンがあります。 その中に酵素によって生まれたガスが閉じこめられて生地がふくらみます。」
このしょうこのセリフに合わせてはやとがかずきに風船を渡してかずきがふくらむ。
司会 この生地を焼くと、ガスを運ぶという役目を終えたイースト菌は死んでしまいます。 炭酸ガスやアルコールは焼くことによって蒸発し、いい匂いのするふっくらとおいしいパンが焼き上がります。


イースト菌(はやと)は「死にます」のところでバタッと倒れる。 カズキは「蒸発」のところで風船を割る。
2人にシーツをかぶせて→かおり。
司会 パンの中ではこんな事が起きているんだよー
逆にピタパンがふくらまないのは、イースト菌がグルテンにふくらむ素のガスを手渡す発酵という時間を ほとんどとらないから、ということです。

4.パンの始まり 担当:ゆりか、かおり、しょうこ
教科書の「パンの始まり」を読む
 今から6000年ほど前、メソポタミアでは小麦粉を水でこね、焼いただけものを食べていました。 これがパンの原型とされています。
 メソポタミアのパンは無発酵でしたが、その後、古代エジプトでおそらくほんの偶然から「発酵パン」が誕生し 、食物として、また、供え物としても作られるようになりました。
 エジプトからギリシャへ、パン作りが伝えられると、パンを作る技術を身につけたパン職人が登場して いよいよパンはたくさん作られるようになったのです。
 パンはヨーロッパからアジア、アフリカへも伝えられ、世界各地で主食として取り入れられるようになりました。
ゆりか「では、このほとんど偶然とはどう言ったことだったのか見てみましょう。 昔々、ある人がパンを焼こうとしてこねていた麦の粉の固まりをたまたま一晩そのままにしておきました。 その人は捨てるのも惜しくていつもと同じように焼いてみました。するととっても良い香りがしておまけに 今までの平焼きパンと違ってふっくらとおいしそうに焼けたとさ。」

かおり、タオルをパンに見立ててこねる

かおり「あぁ〜もう疲れたぁ・・・、今日はもう寝よう」

ダンボール箱の中にタオルを入れ、寝る。
しょうこはタオルがふくらむように動きをつける
かおり、起きる

かおり「・・・あれーっ?な、なんだぁ??パンだこりゃ!?

ゆりか「これは空気中に含まれていたイースト菌が生地の中にとびこんでパンを食べやすく おいしい物に変えてしまったというほんの偶然から発酵パンが生まれました。

これでみんなもパン博士です!!
では明日みんなでおいしいピタパンを作ろうね!
これで授業は終わります。

まとめ:パンくいず

1.パンの中の空どうは何の穴?
 (A.ガス)

2.パンに使う粉は?
 (A.強力粉)

3.強力・中力・薄力は何が違う?
 (A.グルテンの量)

4.日本人の作ったパンは?
 (あんパン、ジャムパン、クリームパンetc)

5.ピタパンはどこの地方のパン?
 (A.中近東)

6.パンを作るのに必要な4つの基本材料は?
(A.強力粉、水、塩、イースト菌)

7.パン作りの過程でめん棒をかけるときの注意点をのべよ
(A.ガスを抜くようにする)

8.パンの名前を10個くらい書いてみ?
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